赤ダイコンの育て方−種まき時期、肥料、間引き、大根の葉、土寄せ、収穫
赤ダイコンの育て方−種まき時期、肥料、間引き、大根の葉、土寄せ、収穫
なんだか、不思議な紅いダイコンです。ブランドものには目がないと言われている国内消費者の趣味嗜好は、最近になって、かなり理解できるようになってきました。
赤いダイコンもレア度は高いのですが、ブランド化されていないため、いま一つ知名度=お金が低いのですが、野菜のブランド管理委員会でも発足されれば、もうあるのかもしれませんが、簡単に高級イメージを付けることが出来ます。
ところでなんでこんなにブランドに弱いの?っと思っていたのですが、それはよく考えると、対象比較する商品がみんな同じようなものばかりだからです。同じものを選ぶ傾向が強いのですね。そのため、国内開発者は同じような商品しか作れなくなりました。上司や親方の許可が降りないいことでしょう。
そういうわけで、変わったもの、つまり、海外のものに強いあこがれと羨望の眼差しを持って見ているわけです。そのため、海外ブランドの赤いダイコンならラディッシュとかいって、名前そのものが価値ががあり、飲食関係の店舗の名前にも使えそうな勢いです。これだけの差が赤いダイコンとラディッシュの間に、もっといえば、赤丸二十日大根じゃだめで、ラディッシュがいい、そんなことを考えさせられる赤大根でした。
赤い大根よりも、紅い大根のほうが高級そうですね。
赤ダイコンの育て方
種まきの時期 | 肥料(1m²あたり) | 栽培方法 |
---|---|---|
北海道:7月中旬-8月上旬 冷涼地:7月中旬-8月下旬 中間地:8月上旬-9月上旬 暖地:8月下旬-9月中旬 |
元肥(例) ・苦土石灰: 0g ・窒素: 6g (N) ・リン酸: 10g (P2O5) ・カリウム: 5g (K2O) ・堆肥(牛ふん): 1000g 追肥 ・窒素: 0g (N) |
種まき方法 種を播く2週間以上前に、堆肥を施肥しておきます。 種は植え穴に点播きか、筋を作って筋播きします。害虫から守るために防虫ネットをかぶせて発芽、育成します。 年内の早い時期に収穫するためには、可能な範囲で早く種まきをします。 収穫時期 種まき後、3ヶ月程度で収穫できます。あまり長い間、収穫しないと、裂根やトウ立ち(硬い筋が根にできてしまう)してしまいますので注意が必要です。 品種によって硬くなるまでの日数は違います。改良品種のように早く育つ大根ほどスジがでてくる期間が早いです。 |